40代に入ってから、自分の頭皮のニオイが気になりだしました。
誰に指摘されたわけでもないのですが、なんとなく指で自分の頭皮を触った時に、クサいというまでではないのですが、若い頃にはなかったニオイを感じました。
もしかして、これが加齢臭の始まりなのかと不安でした。
私のように、なんとなく自分の頭皮のニオイが気になっている人もいると思います。
この記事では
- 自分の頭皮のニオイをセルフチェックする方法
- 頭皮のニオイの原因は何か?
- 頭皮のニオイを改善するために私がやっている3つの方法
がわかります。
日々のヘアケアをちょっと変えるだけで、頭皮のにおいが気にならなくなるだけでなく髪の毛にツヤも出て、エイジングを感じさせない髪を保つことができます。
頭皮のニオイをセルフチェックする方法

頭皮のニオイは自分では気づきにくく、周りの人に不快な思いをさせているかもしれません。
まずは、どのくらい自分の頭皮がにおっているのか簡単にチェックしてみましょう。
頭皮を指で触ってみる
指の腹で頭皮を指先で2~3回往復こすって、指のニオイを嗅いでみてください。
頭頂、側頭部、後頭部のそれぞれの頭皮はにおいますか?
朝、頭皮チェックしてみると、枕が当たる頭の後ろはなんとなく他の部分に比べて臭うかもしれません。
でも、それは寝ている間に枕にずっと触れてムレているからかもしれません。
夜、お風呂に入る前にもう一度チェックしてみてください。
一日の活動で汗をかくこともあるので全く臭わない人はいないですが、自分で不快だな~と感じるニオイであれば、頭皮がクサくなっていると言えます。
頭皮の状態は時間の経過で変わりますので、朝と夜に確認してみてくださいね。
枕カバーのニオイを嗅いでみる
毎日使っている枕カバーは臭いますか?
後頭部のニオイと同様に、寝ている間に汗をかいたり、夜中じゅう頭と枕は接触しているので多少臭うことがあるかもしれません。
それでも、自分で嗅いでみてあれ?ニオイがきついな~と思うのであれば、やはり頭皮がクサくなっていると言えます。
同様によく帽子をかぶるなら、帽子の内側がにおう場合も頭皮がクサくなっている可能性が高いでしょう。
ドライヤーの熱風を後ろから当ててみる
ドライやーで熱風を後ろから当てた時に、臭うのであれば頭皮がクサくなっている可能性が大です。
頭皮のニオイの原因

毎日シャンプーをして清潔にしているのに、なぜ臭うのかと思ってしまいますよね。
頭皮のニオイの原因は2つです。
- 髪の毛の汚れと頭皮の皮脂の酸化が混じり合って菌が繁殖
- 女性ホルモンの減少によって増えたノネナールが、同じく頭皮の皮脂と混じり合う
頭皮のニオイが気になる前までは、髪の毛は洗うことに意識が行っていて頭皮はしっかりと洗っていないという状態でした。
シャンプーとは、本当は頭皮を洗うものなんですよね。
シャンプーをよく泡立てながら、指の腹でマッサージするように洗うことにより、髪の毛の汚れだけでなく頭皮の皮脂も洗うように意識するだけでかなり違ってきます。
加齢臭が気になる年代でもっとも多いのは、40代からと言われています。
それはノネナールの量が、女性は閉経後に急激に増加するからです。
年齢を重ねていくと少しずつ女性ホルモンが減少してきて、男性ホルモンの働きが優位になります。
それに伴って皮脂が増え、女性の加齢臭の原因になるのです。
だから、頭皮の毛穴に詰まった皮脂をキレイに洗い流すことが重要なのです。
頭皮のニオイを改善するため私がやっている3つの方法
私が頭皮のニオイを改善するために、日頃の習慣に取り入れていることは3つです。
頭を洗う前に、しっかりブラッシングをする

頭を洗う前にブラッシングをした方がいいと聞くけれど、なかなかできていない人も多いのではないでしょうか?
私は必ずしっかりと頭皮まで届くヘアブラシで、ブラッシングしてから髪の毛を洗います。
シャンプー前に、ブラッシングをした方がいい理由は2つです。
- 絡まった髪をほぐし、頭皮に付いているホコリなどの汚れを落とす
- シャンプーの泡立ちが良くなり、根元までしっかり洗える
髪の毛は表面的にはあまり汚れていないように見えますが、結構頭皮にホコリや皮脂の汚れが付いています。
ブラッシングを根元からすることによって、頭皮についたホコリを取り除き、皮脂の汚れを浮き上がらせる効果があります。
私が使っている猪毛100%のヘアメイソンのヘアブラシは、しっかり頭皮まで届いてブラッシングができるんです。
多少痛みが感じられるのですが、ブラッシングをしていると頭皮がポカポカと温かくなってきて、毛穴も開いてくる感じがします。
頭皮がポカポカした状態で髪の毛を洗うと、毛穴の奥まで洗えてすっきりしますよ。
メイソンピアソンのヘアブラシについては詳しい記事が、【メイソンピアソン】40代から使いたい猪毛のヘアブラシでツヤ髪ににありますので参考にしてみてください、

シャンプーをオーガニックに変える
頭皮のニオイが気になる前までは、泡立ちが良く好みの香りがするシャンプーを使っていました。
今は、地肌がしっかりと洗えるノンシリコンのスカルプケア用シャンプーを使っています。
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私のお気に入りであるヴェレダのオーガニックシャンプースカルプケア用で洗うと、洗い上がりの頭皮がとてもスッキリして、乾かすと根元からふんわりとボリュームアップします。
ローズマリーの香りもすっきりとしていて、私の好みです。
オーガニック系のシャンプーは、往々にして泡立ちがあまり良くないのが欠点です。
洗っていても泡が立たないので、シャンプーを継ぎ足しながら使うのでついつい量が多くなってしまいがちですよね。
このシャンプーの価格は、190mlで2,200円(税込)とシャンプーにしては少しお高めなので、ともするとコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
でも、シャンプー前にしっかりと根元からブラッシングすることによって、不思議と泡立ちが良くなるので、少しのシャンプーの量でも十分泡立ちます。
もこもこの泡が、根元まで行き届いてしっかり洗えるんですよ。
ちなみにシャンプー後のコンディショナーは、毛穴が詰まる原因となるので使っていません。
シャンプーの後は、根元からしっかり乾かす


髪の毛を洗った後は、生乾きのままでいると雑菌が繁殖してニオイの元になってしまいます。
まずは、しっかりとタオルドライをしてから全体的に髪の毛についた水気を取ります。
ドライヤーで乾かす時は、乾きにくい内側の髪の根元から重点的に乾かします。
それから、アーモンドオイルを毛先になじませるとパサつきが収まり、しっとりとまとまります。
まとめ:たった3つのことをするだけで頭皮のニオイを解消
40代以降の頭皮のニオイは、ムシムシする梅雨や汗ばむ夏により強く感じることあります。
でも、これまで説明してきた3つのことをするだけで頭皮のニオイは気にならなくなります。
シャンプー前にブラッシングをする
スカルプケア用のシャンプーで、よく泡を立てて根元を洗う
髪を洗った後は、根元までしっかり乾かす
ニオイの問題は、なかなか他の人が指摘しにくいものなので、自分で意識的に気をつけていきたいですね。
女性でも起こりうる、頭皮のイヤな加齢臭。
特別なことはせずとも、日々のヘアケアに取り入れるだけで頭皮のニオイは防げますよ。