レチノールクリームが効果的だと聞いたのですが、どんな効果が期待できますか?
使い方や注意点も教えてください
こんな疑問に答えていきます。
この記事では
- レチノールにはどんな効果が期待できるのか
- レチノールクリームの肌荒れしない使い方
- レチノールクリームを使う際の注意点
を解説しています。
年齢と共に肌がハリを失い、たるみが出てきたことにより、輪郭に丸みが帯びてきました。
また、メガネの鼻あての部分が色素沈着を起こし、シミのようになっていたのが気になっていました。
なんとかしたいと思っていたところに、iHerbで、Life Flo Healthの「レチノールA1%アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム」を見つけました。

Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム 1.7 oz (50 ml) – iHerb
★の数が4.5(5点満点中)と評価も高く、口コミレビューも1,600件を超えています。
iHerbとはかれこれ10年の付き合いなのに、今までノーマークだったのが不思議なぐらいです。
また、メンタリストのDaigoさんも週に1回使っているほどのおススメで、彼がこの商品を紹介した後、しばらく売り切れで購入できなかったと知りました。
レビューを覗いてみると、どうやら効果が高い一方、使い方を注意しなければ、病院に行かなくてはならないほど肌を傷めて真っ赤にしてしまう恐れがある商品であることが分かりました。
レチノールクリームで得られる効果、肌を傷めない使い方、注意しなければいけない点、そして私が使ってみた感想を解説していきます。
レチノールとは
レチノールとは、ビタミンAアルコールと呼ばれる油溶性のビタミンAのひとつです。
ビタミンAの本来の効能は、視力の維持や視機能の改善・免疫力の向上・皮膚や粘膜の強化などが挙げられます。
化粧品業界はビタミンAが持つ「皮膚や粘膜の強化」という点に着目し、レチノール成分の入った商品を開発をしています。
レチノールの効果
レチノールの肌への働きは、以下の通りです。
- 角質の代謝を促し、細胞のターンオーバーを活性化
- コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの美容成分の生成をサポートし、肌のツヤやハリを生み出し、肌の水分量をアップ
- しわやたるみの改善
これ以外にも、毛穴のたるみ、くすみ、シミ、ニキビ跡を改善し目立たなくさせる効果があります。
レチノールクリームは40代以上の必須アイテム
私が20代だったら、レチノールには手を出していなかったと思います。
20代は肌を保湿し、紫外線と汚染物質から守るだけで十分です。
高い効果を謳った化粧品は、20代の肌を甘やかしてしまいます。
30代は少しずつ肌の老化のサインが忍び寄ってくる時期だと思いますが、本格的にレチノールを使い始めるのは、40代に入ってからで十分だと思います。
私はこの年代になって、レチノールクリームに出会えて良かったと思います。
なぜなら、まだ「あきらめなくてもいいんだ」という気持ちにさせてくれたからです。
私のレチノールクリームの使い方

私が使用しているLife Flo Healthの「レチノールA1%アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム」は、商品名の通り、レチノールが1%配合されています。
ちなみに、日本のレチノール配合商品は、厚生労働省がレチノールの配合量を0.01~0.1%と定めています。
日本のレチノール配合商品と比べて、Life Flo Healthの商品は高濃度に配合されています。
iHerbで書かれている使用の目安は以下の通りです。
洗顔した、乾燥肌に豆粒ほどの量のクリームをつけてください。敏感肌には1週間で2度以上使用せず、毎晩徐々に量を増やし、かぶれなければ最終的に毎晩使用してください。鼻、口、目の周りは避けてください。つけている時にぴりぴり感が予想される。
この説明で気になる点は、『洗顔した、乾燥肌に豆粒ほどの量のクリームをつけてください』と書かれている点です。
恐らく、ピリピリするほどのかなりの刺激を感じてしまう人は、この説明通りに使用したのではないかと思いました。
レビューを丁寧に読んでいくと、どうやら洗顔後の乾燥した肌ではなく、レチノールクリームを塗る前に化粧水でも美容液でも保湿クリームでもいいので肌に乗せます。
そして、肌を保湿する下地を作った上にレチノールクリームを塗った方がいいと思いました。
レチノールクリームと上手に付き合うには、保湿が重要です。
レチノールクリームを塗った後だけでなく、塗る前にも保湿をすることをお勧めします。
洗顔後、いきなりレチノールクリームを塗るのは、水を持たずに砂漠へ行くようなものです。
詳しいクリームの使い方を紹介している方のレビューたくさんあったので、その方たちの使い方を参考に、以下の順番で使っていきます。
- フルボ酸配合の導入化粧水
- アルガンオイル
- 化粧水
- 保湿クリーム+レチノールクリーム
写真のように、保湿クリームとレチノールクリームを3:1の割合を手のひらに置き混ぜてます。


手持ちのクリームと混ぜて、レチノールクリームの濃度を自分なりに調節します。
そして、私のおススメポイントがあります。
それは、顔に塗り終わった後、手のひらに少しだけ残ったクリームを、手の甲にも塗ることです。
手に年齢が現れるとよく言われますが、こうすることにより手の甲もふっくらしてきて、血管が目立たなくなるからです。
レチノールクリームを使う時の注意点
レチノールクリームを使用する際は、
- 保湿をしっかりすること
- 紫外線対策をすること
強い効果のあるレチノールクリームなので、 急がば回れではありませんが、少量ずつ自分の肌との相性をよく見極めながら、ゆっくりと慣らしながら使用しましょう。
そして、繰り返しますが、レチノールクリームを塗る前と塗った後の保湿をしっかりすることが重要です。
また、レチノールは紫外線によって壊れやすく、とても不安定な成分です。
壊れたレチノールは肌に刺激をもたらすことがあるので、日中は紫外線を防ぐために日焼け止めが必須です。
レチノールクリームは夜だけの使用にしましょう。
レビューを見てみると、たまに朝もレチノールクリームを塗るという人も見かけられますが非常に危険です!
使用開始から3週間経過した時点での実感
初めてレチノールクリームをつけた時は、おそるおそる薄く肌に伸ばして塗ってみました。
しかし、心配していたピリピリ感や赤くなることはありませんでした。
私の肌は薄くて敏感肌なので、ちょっと拍子抜けしてました。
レビューでは、だいたい3日目ぐらいに皮むけが起こるという方が多かったのですが、乾燥気味だった肌も元通りにしっとりと戻りました。
乾燥、かゆみ、皮が剥けるといったレチノイド反応は、私には起こらなかったので2日後にまた使ってみました。
2回目の翌日も乾燥することはなく、肌がふっくらとしてハリが出てきました。
それから一日おきにレチノールクリームを使用しています。
使い始めて3週間目、ついに目の下から頬にかけて若干の皮むけが起こりました。
しかし、ヒリヒリすることもなく、赤みも出ませんでした。
皮むけ後の肌はツルッツルになり、確実に肌が柔らかくなり、ふっくらしてきて明らかな効果を実感しています。
また、もともと頬に赤みあり気にしていたのですが、赤みが薄れて色むらがなくなってきたました。
レチノールクリームの評価
iHerbで購入したLife Flo Healthの「レチノールA1%アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム」は、1800円以下で買えます。
2000円を切る価格で、これだけの効果を感じられるこのクリームはなかなかないと思います。
少なくとも日本の化粧品メーカーから発売している商品は、レチノール配合が低い上に、価格も数倍します。
その分、ある程度レチノール使用の安全性が保たれているのですが…
使用上の注意点と使い方に十分気を付け、自分の肌に合った使い方をしていけば、手が出しやすい価格で効果が期待できます。
これからもずっと使い続けていきたい私の必須クリームになりました。

Life-flo, レチノールA 1% アドバンスド・リバイタリゼーションクリーム 1.7 oz (50 ml) – iHerb
レチノールクリームを2ヵ月使い続けた肌の変化については、【レチノールクリーム】2ヵ月後の経過報告:ターンオーバーの促進は美肌への近道!の記事を参考にしてください。
